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人間の体は、1日2回、 眠るように出来ている?
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昼食を食べた後、
午後の14時くらいになると、だんだん眠くなってくる……
そんな経験は、誰しもあるのでは無いでしょうか。
こういう場合には、眠いのをガマンして、昼寝をせずに、
根性と気合で、乗り切るべきなんでしょうか?
昼寝をするなんて、怠け者の証拠なんでしょうか?
いえ、昼間に眠気を感じて、人間が昼寝をするのは、
サボりでも何でもなく、
人間にとっては、ごく自然な行為であるようです。
イギリスのLoughborough大学のJim Horne教授によれば、
人間という生き物は、1日に2回――
「夜(長い睡眠)」と「昼(短い睡眠)」の2回――
睡眠をとるように生まれついているのだそうです。
(ライフハッカー)
また、イギリスのガーディアン紙は、
「人間が、昼寝を必要としている理由」として、次のような点を挙げています。
1、ほとんどの哺乳類が、昼寝をしている。
2、哺乳類である人間には、
「非常に眠くなる時間帯」が、1日に2回ある。
その時間帯とは、
「夜の2時〜4時」、そして「昼の13時〜15時」の2回である。
(ライフハッカー)
さらに、財団法人神経研究所の駒田陽子先生は、こう述べています。
「どんなに健康な方でも、
だいたい14時くらいに、 小さな眠気が訪れるものなんですよ。」
(web R25)
また、「healthクリック」には、こう書かれています。
「生体リズムによる影響で、(昼食後の眠気は)
14時ぐらいに、そのピークがくる。
ただし個人差があるので、14時に眠気がくる人もいれば、
15時や17時ごろに一番眠い、という人もいる。」
(healthクリック)
最後に、久留米大学医学部・神経精神科の
内村直尚(うちむら なおひさ)主任教授は、 こう述べています。
「私たちが、ふだん感じている眠気には、一定のリズムがあります。
最も強い眠気は1日2回、午前2時頃と午後14時頃に現れます。
つまり何もしなくても、私たちは昼すぎになると、
生理的に眠気をもよおします。
また昼食をとると、消化のために血液が胃などに集中するので、
脳への血流が少なくなります。
さらに食べた物が消化されて血糖値が上がると、
体内で『睡眠を促す物質』が働き始めるので、
より一層、眠たくなってしまうのです。」
(九州朝日放送)
こうして様々な見解を読んでいくと、
午後の14時くらいに、睡魔に襲われるのは、
人間としては、ごく自然な事のようです。
↓「昼寝」についての記事(全4ページ)↓
・昼寝の、すばらしい効果・効用(1ページ目)
・最大限の効果を引き出す、正しい「昼寝」の仕方7選(2ページ目)
・外国と日本における、昼寝の習慣――シエスタ、パワーナップ(3ページ目)
・人間の体は、1日2回、眠るように出来ている?(このページです)
↓「睡眠」についての記事は、コチラ↓
理想の睡眠時間は?――人間は、1日何時間、眠れば良いのか?
【参考文献】
・「体内時計」を活用して、効率的な睡眠や仕事をする方法(ライフハッカー)
・価値ある昼寝の方法(ライフハッカー)
・仕事中の睡魔に、打ち勝つ方法ってある?(web R25)
・10分で頭スッキリ!昼寝をしよう(healthクリック)
・とっても健康らんど(九州朝日放送)
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